お昼時になるとゲレンデ食堂(ゲレ食)が激混みで座席が無い場合にどう振舞うべきか解説します。
毎回席が空くまでお皿が乗ったヘビーなお盆を持って通路をうろうろし、食べ終わりそうな人の席の近くで待機して席を立った瞬間に席に滑り込む。やっとご飯を食べ終わったと思ったら次の人が席を譲れとプレッシャーをかけてくる。
毎回頭を悩まされるこの問題をいったいどうするべきなのか?ぜひご覧ください。
レストランで食事をする場合
各ゲレンデが趣向を凝らして用意しているメニューを見ると、折角来たなら食べていきたいと思いますよね。
以下を守ればスムーズに食べられる確率があがります。
時間をずらす
12時前後から13時半ぐらいまでレストランが混雑するのは下界のレストランも山のレストランも同じです。習慣化しているので12時ぐらいになると多くの人がそろそろ食べるかとなる訳です。
時間をずらす事で混雑のピークを回避する事ができますが、それぞれメリット・デメリットがあるので、以下を参考に11時ぐらいになったらどちらでいくか相談して決めるのがおすすめです。
1.早めに食べる
11時半ぐらいまでに食堂に入れば、正月や成人の日3連休等でなければ大体すぐに座れます。(スキー場による)
早めの朝ごはんを食べていてお腹も早めに空いてくるはずですし、しっかり滑って運動しているのでいつもよりお腹も空きやすいと思います。
早めに食べる場合、席が全て埋まってしまっていた場合はこれからご飯を食べ始める人がほとんどなので空きづらいことがあります。それでも席の争奪戦は激しくなく、比較的座りやすいのでおすすめです。
2.チョコレートなんかを少しお腹に入れて遅めに食べる
お昼時をずらして遅めに入るのも次におすすめです。13時半を過ぎる頃にはだいぶ空いてくると思います。
ですがその間ずっと滑っているとお腹も空いてくると思います。昼食を後ろにずらす場合は、一旦10時ぐらいに休憩をとるイメージでいてください。レストランへ行って飲み物を飲みながら軽く食べても良いですし、自販機でジュースを買ってチョコレートなんかつまんでも良いと思います。
お昼より後で席が埋まっていた場合でも回転率が高いのでずっと座れない事はないのですが、お昼ご飯を食べると眠くなっちゃうので動かない人はほんと動きません。
ねらい目なのは、食べ終わった後、帽子をかぶったり手袋をしたりと、滑る準備をしている人がいる席の近くで席が空くのを待ってください。席立ちそうな人がいたら、
「もう滑りに行かれますか?」
と声をかけて譲ってもらうのもありです。その場合は丁寧な言葉遣いで話しかけましょう。
自炊をするという事
自炊といってもがっつり包丁を使うとかではなく、車に戻ってお湯を沸かしてカップラーメンを食べるレベルの自炊です。
行きのコンビニでカップラーメンとサラダなんかを買って持って行って、カセットコンロでお湯を沸かせば1食できあがりです。
但し、座る所がないので自分でアウトドアチェアを持って行くことと、つゆは地面に捨てず全部飲み干して、ごみはゴミ箱に捨てましょう。最低限のマナーです。
携帯行動食のすすめ
実は1日中がっつり滑る人たちはこれをやる人も多いのですが、ウイダーインゼリー等のゼリー飲料や、カロリーメイト、ソイジョイ等の携帯行動食をさっと10分程で食べて滑り続ける事があります。
人気のあるスキー場だと、ゲレンデが混んでいて思うように滑れない事がよくあるのですが、お昼休みは少し人が少なくなります。
人が少ないと、斜面を右から左へ思いっきり滑ったり、スピードを出しやすかったりするので気持ちよく滑れます。初心者の人も周りを気にせず思い切って滑れるのでおすすめです。
なんなら、リフトに乗ってる間にウイダーインゼリーを飲み干して、ごみはポケットに入れてノンストップで滑り続ける猛者もいます。
食べないというのはありか?
普段から食べないし問題ないという事であればアリなんですが、水分補給だけは忘れないでください!
寒い所でガンガン滑っていると、楽しすぎてあっという間に時間がたってしまいますが、気付いたら喉がカラッカラの脱水症状になっていたりすることもあります。
意識的に軽い休憩や水分補給をしないと体に良くないので、食事をとらないという方も水分だけはこまめにとるようにしてください。
座席難民にならないスキー場の選び方
最後はスキー場選びです。
どこのスキー場もゲレンデ食堂が1つだけという訳ではありません。広いスキー場だと、2,3軒レストランがあったりして選ぶ楽しみもあります。
だいたい混んでいるのはリフト券売り場のある麓のレストランで、中腹や頂上にある所はそれほど混雑がなかったりします。(その分狭いですが)
麓でも2つ以上ある場合は混雑に歪みがでて比較的空きやすいので、そういうゲレンデを選ぶのもまたおすすめです。
まとめ
お腹が空いているなかイライラしながら席が空くのを待つのは、折角楽しいスノーボード旅に来ているのに悲しくなります。
事前にどういう流れで食事をとるかイメージして、快適なスノーボード旅を過ごしてください。
1つだけお伝えしたいのはゲレンデのレストランはスキー場の大きな収入源の一つです。私は毎週通っていたのでお金を節約する為に自炊していましたが、月に1,2回はレストランで食べていました。
自分の好きなスキー場がつぶれてしまうよりも、しっかり儲けて営業を続けてくれる事が客である私達にとっても良いことなので、この記事を読み返して快適なゲレ食を楽しんでください。
それでは!